こんにちは。ニシオです。上の写真は、岡山のアシュタンガヨガのジャロさん。
インドでリュウゲン先生、カズコ先生、そしてマイコさんと同じ時期に練習していて今回ゴビンダ先生の誕生日ワークショップに参加で福岡に立ち寄られた時のスナップです。
今週末はゴビンダ先生のワークショップが大分の日田で開催され、ケン・ハラクマ先生のワークショップが福岡で開催されと忙しい週末となりました。僕もケン先生のマイソールクラスに参加しました。きつかったです。2年ぶりくらいのフルプライマリーでした。相変わらずいい感じでしたケン先生。声がいいね、ケン先生は。うん。
更に昨日は、映画の勉強会に夜は東野産婦人科の東野会長と新しい企画の打ち合わせと、今日は新会社設立の業務に映画の勉強会と結構ハードな週末でした。
最近ね、仲がいいの。東野会長と。ってかそんな事言うとね、怒られるような偉い人なんだけど、全然そんな感じじゃない。これを観てくれ。 このドキュメントはテレビ朝日|ザ・スクープ の動画配信バックナンバーの2006年8月6日に収録されている。Macでは残念ながら観れないようですのでwindowsで観てね。本当に頭に来るね。マッカーとしてはなんでも動画はwinばっかり。
昭和史最大のタブーと言われる九大事件。その生き証人です。もうね、色々聞きました。正直なんです。客観的にその当時の事件を語れるんです。これだけ地位を築いた人、そうでない人でもテレビの前ではいい格好しますよ。でも、すごく素直で客観的にその当時の事を語る人なんだ。まさしくヨギなんだ。遠藤周作の「海と毒薬」はこの事件がモデルとされている。それに対して東野会長は自著では「汚名」という題名をつけている。
僕はここに注目している。自分の敬愛する教授の汚名を取り除きたいという気持ちで書かれたこのノンフィクションには反骨の精神がある。是非一度ユニヴァで講演して欲しいとお願いしている所です。ヨギですよ、この先生は。我々が言う、平和への想いとは深さが違う平和への想いがある。僕の心を打つもの、それはいつも任侠の精神。みんな色々言うけど実際それが出来ている人をほとんど知らない。
語弊を覚悟で言わせてもらうと、「その時代、その瞬間、その空気を過ごした事に対してうらやましさがある」まさしく体験してないから分からないんです。僕の事ですからきっと逃げ出していたでしょう。それでもその空気を体験してみたかった。そんな甘いものじゃないと叱られても、羨ましい。
なぜか会長は僕によくしてくれる。正直こういう御仁から認められた気持ちで鼻が高い。凄い奴らはいるんだね。僕はね、本質を見失わないようにしようと思った。会長曰く、「フランス料理を出すとかそういう産婦人科が流行したが、そこじゃないんだよ、お産というのは」と語っていた。安い事はするなという事なんだ。ヨガスタジオも一緒。安い事はやっぱりやりたくない。「あそこの方が施設がキレイでお金かかっているから」「なんか芸能人が通っているから」とかそういう所でprするような事は絶対したくない。
もちろんキチンとするさ。ただ勝負する所を間違えないようにしないといけない。ヨガスタジオはヨガを通じて人間的な成長をしてもらう事が目的なんです。
生徒さんが、お金払っているんだから、多少の横車を押したり、気に入らない指導を受けたら、クレームを言うのが当たり前みたいな生徒さんはユニヴァを選ぶ理由はないですね。もちろんこちらの落ち度はきちんと正して欲しいが、いわゆる何でもかんでも言えば良いというそういうの。分かるでしょ?そういう所に基準を置かない。
これは大変な事です。スタッフも講師も、そう言い切るからにはそれだけのものをだしていかないといけません。僕の大好きな考えに「互いのインテリジェンスを信じ合う」というのがある。我々スタジオと生徒さんがそういう関係になっていく事が、ヨガスタジオなんだと思う。ユニヴァにお金を払っている生徒さん達にも問いたい。内観というのがあるが、それについてはよく知らない。ただ自分の内側を見つめるという行為。それを知ってか知らずか実践しているのが東野会長だ。そのビデオは是非観て欲しい。会長のコメントを観て欲しい。
なんでも客観視すれば良いというものでもないのかもしれない。僕がここでいいたいのは、我々の身近にも偉大なるヨギの先輩がいるという事、知って欲しい。愛だの恋だの正義だのと言って善人ぶって悦に入っている人達に見せてやりたい。僕も腰抜けだけど反骨の人なんだ。
最近のコメント