こんにちは。ニシオです。
先日、ユニヴァの同窓会がありました。いま丁度4年目に突入のユニヴァです。会員の皆様にはそろそろ「4年目突入」ハガキが手元に届く頃かと思います。
1年目のスタッフが全員集合という事で、飲み会でした。あの頃から残っているのは、あや嬢だけになってしまいました。学生達はみんな社会人になっていて、少し大人になっていた。
「仕事とは・・」なんて語りだしたら、「資本主義社会に毒されている、お前らは」と逆襲してやろうかと思ったのですが、仕事の悩みはありつつの、いい感じで社会人を皆やっているみたいです。
ユニヴァもあの頃と比べて随分変ったような変らないような。それでもまだ4年目。僕のユニヴァでの最終目的は何度も言っていますが、末永くユニヴァを運営して行く事。これは設立当初からまったくブレていない。
講師陣も設立当初のメンバー15人のうち、14人が残っている。インストラクターのキャリア10年、20年のベテランばかりになりました。「ユニヴァのイントラは違う」と言われるように、スカウト活動をずっと続けてきました。設立当初のブログ2006年1月頃の日記を読んでくれれば、それは分かると思います。
フレッシュさも欲しいと思って、フレッシュな講師も入って来ております。フレッシュ講師陣にはいい環境だと思う。どんどん勉強しなさい。どんどん。フレッシュと言っても1〜3年の経験のある人達ばかりです。ご安心ください。
末永くやる事。インストラクターの質で勝負する事。この2本柱はブレなかった。天神のど真ん中でもなく、設立当初、色んな人から「最悪の物件」と散々脅かされたんですが、「金額を頂くのは場所代、設備代。というより人で勝負」という反骨の精神があった。人が充実すれば場所は挽回できると信じていました。
今から思うと、そんな悪い物件でも、場所でもなかった。ヨガ教室をやるにはベストな場所だと思います。近所は無農薬野菜屋さんからナチュラルフードのお店とかユニヴァの近所は、だんだんそういう感じの街並になってきている。
ユニヴァは人で勝負しなければいけない。人件費というのは、一番、「活かすも殺すも〜次第」だと思います。そこを安くすませようという考えは鼻からなかった。人で勝負してやるという思いが、この警固の四つ角を選んだ理由です。
どんなに生徒さんが少なくても、講師への投資は怠らなかったと思います。ホットヨガ講師は、色んな所でヨガの専門講師にこの4年間で変りつつあり、アシュタンガヨガ講師も少しずつ増えはじめました。朝から毎日スタジオでヨガの練習を講師はやって生徒さんを迎えるという、当たり前なんですが、そういう文化がユニヴァに定着した事はうれしい限りです。
商売人の僕の考えとしては、「お金を頂くんだから、人の知らない所で圧倒的な積み重ねをしていくもの」で、それなりの金額を胸を張っていただけるという考えがある。今リュウゲン先生がインドに行っているけど、(3月からはkazuko先生が入れ替わりで行きます)、インドとか外国に行って箔をつけるとか、昔の金持ちのボンボンが外国の大学に行って、箔をつけるみたいなノリ(あれっ?僕の事だ)でヨガやっているようでは、本物の生徒さんからすぐ見破られる。
こういう士業(侍みたいなものだし)は、コンサルタントとかね、すぐ見破られるんだ。箔なんかつけなくていい。有名でなくてもいい。ユニヴァの生徒さんレベルになると、すぐに見抜くよ。お金を払う価値のある講師かどうかは、普段の積み重ね以外に何もない。ヨガとはこういうものだなんて言うのは10年早いと思うよ。少なくとも僕はそんな偉大なヨガの言葉をアナタ達が言っても、ヨガの事を何も知らないけど恐れ入ったりしない。
確かな裏付けがないと反応しない。そんな生徒さんが増えつつあると感じている。良い事だと思う。「ぎんぎらぎんにさりげなく」近藤マッチじゃなくて、伊集院静が作詞したんだ。夏目雅子も惚れるわね。箔なんかつけなくていい。派手にやらかさなくてもいい。確かな毎日の積み重ねをお願いしたい。
今度ワークショップをするゴビンダ・カイ先生、吉川めい先生という有名なヨギーが、福岡に引っ越ししてこられたのも、ユニヴァの講師陣に見えない力を与えていると思う。ヨガは自分との対話なんだろうけど、切磋琢磨しながら成長していく環境がこの4年で出来上がってきている事に満足しています。
長くなりましたが、ユニヴァ4年目突入のご挨拶と変らぬ軸を表明しました。末永く運営しつづける事と講師の育成。この2本柱がゼネラルヨガ ユニヴァです。
最近のコメント